1949-05-11 第5回国会 参議院 運輸委員会 第15号
次に新たに水先審議会を設置したことでありまして、水先制度は、公共的施設として我が國近海の特殊事情に鑑み、内外國船舶に関係するところが多く、その運用改善には、特に愼重を期さなければなりませんので、水先人試驗の基準の設定、水先人の配置、強制水先区の指定、監督権の発動その他水先制度に関する重要な事項について調査審議させるため、新たに水先審議会を設けることといたしました、 最後に罰則の整理でありますが、現行水先法
次に新たに水先審議会を設置したことでありまして、水先制度は、公共的施設として我が國近海の特殊事情に鑑み、内外國船舶に関係するところが多く、その運用改善には、特に愼重を期さなければなりませんので、水先人試驗の基準の設定、水先人の配置、強制水先区の指定、監督権の発動その他水先制度に関する重要な事項について調査審議させるため、新たに水先審議会を設けることといたしました、 最後に罰則の整理でありますが、現行水先法
次に新たに水先審議会を設置したことでありまして、水先制度は、公共的施設としてわが國近海の特殊事情にかんがみ、内外國船舶に関係するところが多く、その運用改善には、特に愼重を期さなければなりませんので、水先人試驗の基準の設定、水先人の配置、強制水先区の指定、監督権の発動、その他水先制度に関する、重要な事項について調査審議させるため、新たに水先審議会を設けることといたしました。
停年制と共に最低年齡の制限をも廃止いたしますのは、最低年齡の方は水先人試驗の受驗資格といたしまして一定の実歴を必要といたしますので、その面からおのずから制限されるのでありまして、從來とも法律面におけるこの制限は殆んど有名無実であつたばかりでなく、他面たとえ二十三歳未滿の者でありましても、実力のある者に対しましては水先人としての途を開くのが当然でございますので、実情に適合するように改正しようとするものでございます
停年制とともに、最低年齢の制限をも廃止いたしますのは、最低年齢の方は、水先人試驗の受險資格として一定の実歴を必要といたしますので、その面からおのずから制限されるのでありまして、從來とも法律面におけるこの制限は、有名無実であつたのみならず、他面たとい二十三才未満の者であつても、実力のある者に対しては、水先人としての途を開くのが当然であります丸で、実情に適するように改正しようとするものであります。